Lag-Quara(ラグクーア)
物語の舞台である世界の名前。創世の女神Artia(アーティア)が創造したといわれている。
ラグクーア語
女神と世界が意思疎通するための独自言語。現代では魔術の詠唱のための言語と認識されている。
関連歌曲のコーラスに使われている。
<設定>
ラグクーアにおける古代語。魔法言語。
今は魔術を扱う人間にしか伝わっていない。
文法は英語に近い。かなり意訳される。
例)
※楽曲「月追いの都市」コーラス
Lei-ol-zet,Tu o i nam ir fida ar.
(レオゼット、それが貴方の名前です)
ol=〜の
o=〜は、〜が
聖,世界,意識[lagur,lag](※神,主体世界)
魔,世界,肉体[quara] (※人,大地,客体世界)
全世界[lag-quara](※意識と肉体を合わせた全世界)
光[sef] 闇[ield]
聖魔[sefield](※聖帝神殿の名)
要素[sefira]
(※「要素」或いは「力」。この世界に満ちている魔力のようなもの)
楽園[silvecia](※伝説の世界)
守護[lef]
守護者[lefis]
意思[zelef]
繋がり[celef]
解放[eclef]
否定[nen]
無[lei](※マイナスな意味合いはなく、ただそこにあるゼロ)
存在[zai]
未来[mir]過去[sug]
真実[sinal]
祝福・呪い[ci]
永遠[einal,el]
名前[nam]
私[ir]
あなた[ar]
彼・彼女・あの人・相手[sil](※第三者で特別な対象を指す)
彼・彼女・あの人・相手[xil](※第三者で特別ではない対象を指す)
それ、これ[tu]
夢[thia]
永遠[einal,el]
罪[dir]
魂[solef]
都市・集落[zet](※意思の集まり)
名[nam]
瞳・目・見るもの[liss]
捻子[neej]
血[ek]
翼[stara]
思う・知る[zel]
繋げる[cel]
解き放つ[ecl]
狂う[lip]花[aura](※魅了するもの)
切望する・願う[dix]
名付ける、意味づけする[fid]
持つ、孕む[en]
感謝する[wispes]
出逢う[mie]
リプアラ
天空諸島セレスターラのみに咲くといわれる青い花。
人の想いを吸収し、幻想を見せるという危険な魔花。
最近は地上にも蔓延し始めたという。
エクリス / Ecliss
女神の五番目の意思「エクリス」神殿を中心とした都市。
世界すべての命脈を動かし、やがて死をもたらす運命そのもの。
時を進め、あらゆるものを壊す力。対となる要素は第二意思『セレスターラ』。
他に『アガト』『エムロード』『カルラート』『ホワイテス』がある。
都市エクリス / Zet ol Ecliss
女神の五番目の意思。この世界を作る大いなる要素の一つ。金色。
かつては魔法都市として栄えていたが、約千年前に現実世界から姿を消し、幻想世界に沈んでいる。多くの未確認魔法技術が埋もれているとされるが、現在にはその痕跡はほとんどなく、伝説の存在となりつつある。
その他の用語集
・【アーティア(神)】:ラグクーアを創ったといわれる女神の名前。
・【アメシウス(人)】:元セレスターラ王国王子。反逆罪にて追放される。
・【アリエス(人)】:隠れ(未登録)の魔術師。女性。回帰術を得意とする。
・【イヴ(人)】:エムロードに住む双子のうち少女のほう。
・【イデリア(国)】:大陸に存在する国。聖神殿は存在しない普通の王国。
・【イリヤ(人)】:「花想少女〜Lip-Aura〜」の主人公。セレスターラの士官学校を辞めアリエスに弟子入り。
・【エクリス】:女神の六つの意思のひとつ。解放。破壊・死の意思。直訳は「破壊の瞳」。
・【エクリス(都市)】:かつて世界一の魔法都市だった。今は滅び「エクリス聖神殿」と共に湖の底に沈む。
・【エムロ,エムロード】:女神の六つの意思のひとつ。創造。育み。誕生の意思。直訳は「営みの胎」。
・【エムロード(国)】:森と翠の王国。女神の意思のひとつ「エムロ」を祀る。
・【エルシア(人)】:都市エクリスにて最期を迎えたというラグ・エクリスの少女。
・【カトレア(人)】:マーシェル家の長女で末っ子。義理の兄イリヤを想う。
・【サーシャ(人)】:セレスターラ王国王妃。シェリオの母。
・【サーディン(人)】:エルシアの側近でリゼルの父親。不死の魔術師の異名をもつ。
・【シウ(?)】:幼いリゼルと出逢った魂の欠片。
・【シェリオ(人)】:セレスターラ王国の王子。ソフィシアの弟。
・【セレス】:女神の六つの意思のひとつ。繋ぐもの。護るもの。直訳は「繋ぐ翼」
・【セレスターラ(国)】:天空に浮かぶ諸島にある王国の名。女神の六つの意思のひとつ「セレス」を祀る。
・【セージュ(人)】:マーシェル家の長男で跡継ぎ。カトレアを愛しイリヤを憎む。
・【ソフィア(人)】:身分を偽る時に使うソフィシアの偽名。
・【ソフィシア(人)】:セレスターラ王国王女。幼少期に呪いを受け余命宣告を受けている。
・【マキ(人)】:アリエスの最初の弟子で見習い魔術師。イリヤの兄弟子となる。
・【魔術】:魔法を組み上げて扱う技術。詠唱、紋章、自律の三種がある。
・【魔術士・魔術師】:魔術の使い手。
・【魔法】:世界に直接干渉する意思。
・【魔力】:魔術を行使するための広い意味での要素。七種ある。
・【ラグ(聖)】:魂のこと。女神の意思名と繋げて、その意思の魂=唯一の神子という意味になる。(例:ラグ・エクリス)
・【ラグクーア】:世界の名前。女神の六つの意思の元、聖神殿が存在する。
・【ラグクーア語】:古代語。(作中の造語は全てこれです)
・【ラグレフィス】:女神の六つの意思(※)のいずれかを宿した人間。同時には六人しか存在しない。
・【リゼル(人)】:エルシアに次期ラグ・エクリスと指名された少年。イデリア王国の学生。
・【リプアラ(花)】:人に幻想を見せる魔花。青い花。昔はセレスターラにしか咲かなかったが、地上にも蔓延。
・【リプアラ(人)】:真実を求めて花になったというお伽話の少女。
・【ルカ(人)】:エムロードに住む双子の少年のほう。
・【レイティア(神)】:アーティアと対をなす女神。
<※六つの意思>
Agat(アガト) 地
Celestara(セレスターラ)風
Emload(エムロード)生
Karlart(カルラート)炎
Ecliss(エクリス)死
Whites(ホワイテス)水